2006年01月30日

編物は大変だ−

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写真は、私の家に集まる生産者の女性達。


今まで、手編みものは、ポンチョ以外は帽子、手袋などの衣料雑貨に限ってきた。というのも、サイズ展開できる余裕がなかった。。

セーター、カーディガン等は、サイズもさることながら、
デザイン性の高いものが作れるかどうか不安。

でも、日本のお店からは、セーター、カーディガン等の要望も少なくない。

そこで、この春夏に向けて、少しコットンのタンクトップ、
カーディガンを考えている。
そして今度の冬にはセーターもやれたら、、と思っている。

現在は、サンプルを編んでもらい、私が洗って、着て、洗って、着てを繰り返している。

時間がないので、パジャマがわりにもしている。
でも、この時期、雨季なので一度洗うと乾くまで時間がかかる。
洗ったら、延びたり、縮んだり。コットンは困りものだ!

売り物になるレベルに達しなければ、商品にはできないわけで、、
どうなるのだろう。

今、生産者とサイズ通りのものを作ることの難しさを痛感している。

彼女達は、編むのは得意。でも
「ゲージをちゃんと作って、そこから目の数を出す。」
ということをしていなかった。
カーブしているところは、どのように目の数を減らすか増やすか。。といのは全部 勘でやっていたのだった。
そして、数センチサイズが狂っても気にしないのだった。

スペイン語を読み書きできない人もいれば、
編み図を読めない人もいる。
掛け算、割り算の観念をあまり分かっていない人もいて。。

そしてデザイン性の追及ということもあまり頭にない。
また、編み終わったら終わりで、どれだけ持つのか、
形崩れはしないのか、、そうしないためにはどうするべきか、、
といったところまで考えていないようだった。

なので、ド素人の私が一人一人のゲージから目数を割り出して、、
わからないことはインターネット等で調べたり、質問して。。。
今、私が生産の過程にどっぷり関わってしまっている。

今後、編み図を理解してもらい、自分のゲージに合わせ、サイズ通りに作ってくれるようになるのはいつのことなのだろうか、、

1月は、毎週月曜日と木曜日の午後、生産者の住むパサンケリ地区の地域センターにサンプル用の糸を大きなリュックにかついで、出かける。
ラパスの高低さの大きい地形をバスでゆっくり登っていくと、崩れ落ちそうな急な崖の途中にその地区はある。

その他の日は、生産者が私の家まで降りてきて、打ち合わせをする。

技術的な面以外にも、大きな問題がある。
この生産者グループは、全然組織化されていないこと。
今まで、NGOのコーディネーターが注文を持ってきて、彼女がまとめていた。
生産者の中での代表はあまり責任を持たなくていいようだった。
今は会計もNGOがやっている。

私は、いつまでもNGOに頼っていても、助成金がなくなったら終わりだから、そろそろもっと自立するべきではないか?と話を持ちかけている。

しかし、この生産者グループ、2地区から集まっているけれど、
この2地区同士の仲が悪い。すぐに人の足をひっぱりたがるし、
編物が上手な人が、まだ技術が伴わない人に親切に教えてあげる
ということはあまりしないようだ。古株の人たちが実権を握り、
新しい人たちに厳しく、新しい人たちも我慢ができずに去っていく。

アイマラ人の人は、ねたみが激しいというけれど、、やっぱりそうかもしれない。
それぞれの話を聞けば聞くほど、共に働く同士というよりも、
注文はなるべく少人数で独り占めしたい。だから他の人のことは
悪く言っておこう。というような感じで、困ってしまう!!

誰か、カリスマ性のある人で、編物技術も高い人がリーダーになれたらいいだろうけれど、どうも、皆を上手くまとめられて、ねたみも買わない人というのは、見当たらない。。。

どーなるのだろう・・・・頭が痛い。



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