温泉のあと、川で石を拾う。
8月1日という特別な日に、きれいな石をある数拾うと幸運が訪れるらしい。
「何個拾えばいいの?」
「6個」
「5個か9個」
「3個か12個」
みんな言うことが違う。。。
私は3個拾った。お財布に入れて日本まで持ち帰ろうと思う。
温泉を離れる前に集合写真をパチリ。
代表のイルダが、橋の上で撮るからまさに「PUENTE」だね。と言う。
確かに!!(PUENTE=橋)
運転手さん。ちゃんと撮ってくれてありがとう。
さて、次はお祭りだ!
と思いきや、運転手さん、祭りのある村とは逆方向に走り出す。
みんなブーイングの嵐。
「村に連れて行ってよ!」
「もう時間だから帰る」
「追加料金払うから連れて行って」
「いや、もう帰る」
そんやなりとりの後、結局おばちゃんたちパワーに分けて、村へ。
アスファルトの道からはずれて、ロリポンゴと呼ばれる村に到着。
以前プルデンシアが主催したお祭りと比べるとだいぶ規模が小さい。
まずは、教会へ。
この教会の中にいる、、○○○という聖人を奉る祭りだから。
みなさん、この村の人たちは先住民ですがカトリック。
どこまでも、アンデスのこんな山奥までも、スペイン人は宣教に訪れています。脱帽。
でも、土着の信仰も残っています。
この村でも、順番に回ってくる主催者にビールケースがプレゼントされ、
そのビールを飲みながら、バンド演奏の中、輪になって踊っている。
私たちもその音楽に合わせて躍らせてもらう。
↑生後1ヶ月の赤ちゃんを背中におぶって踊るロラ。ローネックセーターを担当。
(ロラ41歳。
4月の時点で7ヶ月目だったはずなのに、
その時はぜんぜん妊娠してることに気がつかなかった!)
輪になってからだを右に左に回しながら踊る。
かなり簡単なステップだけど、「YURIは踊りを習ったんだね!」と言われる。
運転手は最初10分だけ待つと言っていたけれど、そんな訳にはいかない。
主催者側からどんどんビールをもらってしまうから。
それを飲み終わらないと帰れない。
でも私はビールが嫌い!なので、飲むふりだけして次の人へまわす。
そう、沖縄の人たちが集まって飲む時みたいに、こちらでも順番にビール瓶とコップ一個だけを回しあって飲む。
だから必ず皆が飲まないと進んでいかない。
どんどんビールが増えていく。村の人たちが、珍客?の私たちにビールを持って来てくれるから。
私たちももらってばかりではいけないので、1ケースプレゼントする。
そうするとさらにビールをもらう。
最終的に8本ぐらいを飲んだのかな?
つくり手たちは、運転手にまで飲ませようとする。
待たせていて悪いと思うから?
私は必死で反対する。
私が反対しようが、みんなは飲ませようとする。
だけど運転手自信もちゃんと断っている。(えらい!!飲んじゃう運転手ばかり見てきたよ!)
1時間後、最後のビールを飲み干して、さらにビールをもらわないように逃げるようにして帰ってきた。
帰りのバスの中で、
日曜日の商品チェックを前に、鍵は誰が持っている?という話になる。
ARTEAYMARAは倉庫のある部屋(彼女たちは店と呼んでいるけど、、常に閉まっているし、どう見ても事務所兼倉庫)には鍵をかけている。また、その建物自体はアイマラコミュニティー組合?の建物なので、その入り口の鍵もある。
それら鍵は代表のイルダ、会計のベルタあともう一人?ぐらいが持っていたのに、今は1組しかない。(みんななくす)
そして、その鍵は私が時に預かり、私が鍵を開けて、商品のチェックをつくり手とする。(信用されているのはうれしいけれど、、、要は、毎回鍵を開けるためだけに事務所に行くのは嫌だから私に勝手にやってくれ。ということ。。。)
という前置きが入りましたが、
バスの中で、最後の1組を部屋の中に置いたまま、ドアをロックしてしまったことに気づく。。。。(私じゃないよ)
以前もそんなことがあって、
ベランダから割れた窓に鉄筋を入れて、それでなんとか鍵をひっかけて取り戻すという、
かなり高度な鍵の救出作戦があった。
今回はどうするのかな?
私はプーノについたら、鍵のことは彼女たちにまかせてさっさとベルタ家へ。
18時ぐらい?そこから朝の5時半まで夕飯も抜いて、実に11時間半寝ました。やっぱりあの温泉、疲れるのかも?
(結局鍵は、今回も窓ガラスをはずして、棒で鍵(鍵と鍵が紐でつながってる)をひっかけて取り出す作戦にて鍵は救出されたそうです。)
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あぁ!行きたいアンデスに!!
中南米は、土着の信仰とキリスト教がミックスして興味深い文化を作っていますよね。
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
土着の信仰とキリスト教がミックスしてるんですが、私は土着の信仰の方により興味があります。
アンデスに是非いらしてください。
遠いのでなかなか来てくれる友人はいないのです。
私がいる時であれば、いろいろご案内させていただきます。
また、9月に戻りましたら、お食事でも!