
今日は、商品チェックに車で40分程度のカマカニ村まで。
2度ほど来た事があるので、私が直接イルダの家まで行くことに。
ワゴン車にみんなで詰め込んで乗る人がいっぱいになるまで動かないタイプの交通機関で村まで行った。
プーノからボリビアまで続く道を、プーノから25KMというところで降りる。
イルダの家は、、、あれ?どこだっけ?
結局、村の人に家を聞いた。結局10時の待ち合わせに7分遅れてしまったけど、イルダのグループのつくり手たちが集まってきたのは11時を過ぎてからだった。
でも、今までずっとオフィスでチェックだったので、イルダ家のお庭でのチェックとなると、わたしの気もかなりゆるんでしまった。
みんな牛や羊をかっているので、せっかく来たと思った女性も、「ちょっと牛をつないでくる」とか言っていなくなってしまったり。
やっと集まったと思ったら、お昼の準備にワティヤというじゃがいもの石焼きならぬ土焼きをはじめたり。
農村の暮らしのリズムがあるし、農村に暮らしながら編み物の仕事で現金収入は得るという暮らしをする、理想的な生活をしている彼女たち。
「まあ、いっか。」という感じになる。
イルダとある会社のために作っているサンプルの打ち合わせをしたりして、みんなが来るのを待つ間、私は目の前でひなたぼっこをしているおばあちゃんにくぎづけ。

イルダのおばあちゃん。お歳は100歳近いらしい。
でも、生年月日が記録された証明書のようなものは焼けてしまってないらしいので、誰にもわからない。。。
目はあんまり見えなくて、耳も遠いけど、歯もないみたいだけど、やしゃ孫をかわいがったり、自分でゆっくり歩いて移動したり、お元気そうだ。あ、靴下はいてない。
この土地で、たくさんのジャガイモとチューニョ(ジャガイモを保存が利くように加工したもの)を食べて、100歳近くまで生きてきたのだろうか。

この日は2度ほど部屋に自分で入っていったけれど、基本的にはお庭に座っておられた。
帰るときにご挨拶をしたら、
「ワウィータ、ワウィータ」と言われた。
アイマラ語「ワワ」(赤ちゃん、から小さな子供に使う)の愛着のある呼び方かな。
100歳弱のおばあちゃんからしたら、私はまだまだ子供ということかな。