月曜日の夜は
私のたくさんある悪い癖のいくつかが
出てきてしまった日だった。
・要領が悪い。
・どうでもいいことかもしれなのに気になってしょうがない。
火曜日の午前10時に、国境のデサワデーロで
アルテアイマラのベルタと待ち合わせをすることになっていた。
こちらからはフスティーナも一緒に行く予定だった。
(あるお店のオリジナル商品をつくっていて、
サンプルを作ったボリビアから実際に作ってもらうペルーのアルテアイマラへ毛糸と指示書を渡すために)
前日の夜、渡す毛糸の重さをチェックするだけでもよかったのに、
ペルーでの生産時間があまりないので、
毛糸をマフラーや手袋の必要な分ごとに分けておいた方が、向こうですぐに毛糸を分配できていいかなと、、
私はコーン状に巻かれた毛糸を必要グラム数ごとに分け始めてしまった。。。
向こうで適当に分けられて、私は毛糸が足りすぎた。私は足りなかったから途中までしかできなかった。。ということになったら、時間のロスだと思ったから。
だけど、これが、、余計なことだった。
なかなか必要量ぴったりにするのが難しい。
毛糸を売っている店のマルセラは、ぴったりの数量を一度で取れてしまうのに、私と来たら、少なかったり、多かったり。。ムムムムム。
多い場合には少しずつ中からひっぱっていくけれど、
毛糸と毛糸がひっかかって、うまく抜けなかったりして、
気がついたらもつれている。。。。
もともと、秩序良く巻かれていたものなのに、
どんどんどつぼにはまっていく私。
もつれた糸の部分はあきらめて切ってしまうのが
賢い人なのだろうけど、ここで私の悪い癖が、、
意固地になってしまう。
もったいない。切ったら自分に負ける。途中で結ばれてそれが目立ってもいやだ。
と、、、まるでパズルをとくかのようにほつれてしまった糸をほどいていく。
これが、はまる。時間はどんどん過ぎていく。
やっとほどくとすごい達成感。
そこでやめればいいのに、さらに毛糸を分けていき、
またもつれさせる。
なんと、こんなことの繰り返しで
私は夜を明かしてしまった!!!!
商品チェックで夜を明かすならまだしも。
もし私に上司がいたならば、
なんと効率の悪いことをしているのかと、怒るに違いない。
この標高3600Mで徹夜は本当に体に応える。
最後なんて、手の筋肉が異様な痛みを訴えてきた。
タイムリミットが迫り、最後にしかたなくどうしても難解で解けない毛糸のもつれを私は切ってしまった。。くやしい。
でも、これはちゃんとほぐして三連ネックレスの使うのだ。
朝7時にはフスティーナが来るから、1時間半だけ寝る。
そして、、、フスティーナ、8時前にやっと来た。
と思ったら、
「今日は行けなくなった。子供が学校で眼鏡を作るので付き添わなければいけない。」
だって。。。
私「へ???フスティーナが細かいポイントを指示しなくちゃいけないから、
あなたがいないと始まらないのよ。
それはいつわかったことなの?」
フ「昨日の夜。」
私「なんで昨日の夜遅くてもいいから、私に電話で言わないの?」
「しかも、今朝だって来る前に電話で伝えるべきじゃない?」
フ「(彼女の家は固定電話はなく携帯だけ)携帯のバッテリーがなかった。
旦那と私とで一つの充電器しかもってなくって、その充電器を旦那がよそにもって行っちゃったから
連絡できなかった」
私「外からでもかけてよ、、」
急いで、パソコンを立ち上げてスカイプでペルーのベルタに電話する。
幸いベルタは家を出るところだったので、金曜日に変更した。
この、情報伝達の大切さは、あまり分かってくれないのかなあ。
予定変更のため
今日は昼までぐっすり寝た。
その後、印刷屋で紙タグの色の確認、ニット帽のつくり手との打ち合わせ、陶器のウーゴとの打ち合わせ。
また、解けなかったやつをほどく懲りない私。
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予期せぬこととはいえ、その後はゆっくり眠れたみたいで、よかったね。
残り少ないボリビア&ペルー生活。
無理せず、やり残しも残さず無事に帰ってきてね!
コメントありがとう。
ムキになっちゃうんだよねー。
ちゃんと毛糸はほどいて毛糸玉になってわたしのそばに今いるよ。
無理したくないけど、、、やり残しは出るけど、無事に帰ります!
帰ったら遊んでくださいな。
necoも新生活、頑張ってください。