
2月19日のことを。
午前中、まだ決められない毛布をリメイクして作るバッグのことをあれこれと考えた後、
私が日本に戻っている間に、いろいろと仕事を手伝ってくれているSさんの家へ、打ち合わせに。
ペルーで出来上がってきたサンプルを試着するのに、自分だけでは体が足りないので、トレンカソックスを
Sさんにも試着してもらっている。とても助かります。
私が借りている家のある標高3600Mのセントロから
3000Mほどのzona sur(ソナスール)へとバスに乗って降りていきます。
20分〜30分ぐらい。すると3度ぐらい気温が違うのです。
家も一軒一軒が広くてゴージャス。
その後、日本の友人から預かった手紙をある幼稚園の園長さんへ渡しに。
この幼稚園もとってもゴージャス。
そこから、家に戻る道の途中、友人おすすめのベジタリアンの店で友人とランチ。
この店のオーナーはチリ人で、ヒンズー教徒であるとのこと。インドのベジタリアンという雰囲気。

量もほどほどで、おいしかった。もっと近かったら、お昼に通いたい。
雨季のため、途中から土砂降り。
また標高3600Mに戻り、
毛糸屋さんへ。それを持って、今度は3900Mぐらい?の
リオヘタにあるセントロエルカルメンへ。
ここはリオヘタの公民館的役割の建物。
そこで毎週3日ほど、地域のおばさんたちが集まり、編み物の仕事をやっている。
おみやげのおせんべいをみんなで食べながら、日本での販売の報告を。
このグループは、私のボリビアでの相棒、フスティーナさんがまとめている。
そして、この写真の女性も名前がフスティーナさん。
(冒頭の写真も彼女)

2枚重ねベストを毎年編んでくれている。(他にも編んでもらっていますが)
そして、今年も、二枚重ねニューバージョンの試作をやってもらっています。
私が毛糸と指示書を持ってくるのを待っていてくれて、
編み棒が、ちょうどいい太さのがなかったので、家まで急いで取りに行って、
早速編み始めてくれた。
ここはかなりの急斜面にある町なので、彼女の家までとりに行く=急な坂道をかなり降りて、また登ってくる。ことになる。
まわりのおばちゃんたちが、私だったら、2往復もしないのに、彼女のやる気にはびっくりだわー。
と言っている。
もう67歳ぐらいなのに、額に汗をかいて戻ってきて、すぐさまサンプル作りに入ってくれた。
このようにまじめに仕事をしてくれる人と仕事ができてうれしい。
このリオヘタ地区から見えるイリマニ山が私は好き。

最近、曇りの日が多い中で、久しぶりにイリマニを拝めた。
富士山を見たときのように、気持ちがすがすがしくなる山です。
(ちなみに写真の左下にある町がソナスールで、午前中に行っていた場所です。リオヘタ地区と大分高低差があります。)
夜7時に家に戻り、7時半すぎに、フワフワキャップや
アルパカのポシェットなどを作ってくれているビクトリアが打ち合わせにやってきた。

(昨年のビクトリア)
それから、夕飯を作って、
ラパス在住で、縫製のプロのTさんが家に寄ってくれることに。
バッグとワンピースの相談にのってもらいながら、一緒に夕飯を食べた。
と、、そんな一日でした。