7月28日は、アルテアイマラの一つのグループ、「ミ アルパカ(私のアルパカ)」というグループが作っているショールとマフラーのチェックでした。
このグループに作ってもらっているものは、
手紡ぎ&手織りのマフラー
ショール、
手織りwadaジャケット、
手紡ぎ&手編みのボタン付きショール
(↑マーガレット風になったり、
↑ベストになったり
いろいろ使えます。)
です。
このグループはアルパカを自分たちで飼っています。
数年前に訪ねたことがありますが、各家々までの公共交通はなく、タクシーで移動しました。
標高4600Mぐらいに住んでいるはずです。
アルパカを飼うのには適していますが、農業はもうできない標高です。
家も一軒一軒が、500M,1キロ先、、、と離れて暮らしています。
(アルパカを放牧するのに広い草地が必要なので)
9時からの打ち合わせに、11時ごろみなさんいらっしゃいましたが、家は7時に出てきてくれたようです。(ララケリ村まで歩いて行くと公共交通がありますが、そのハイエース型バスが、定刻に出発。というものではなく、いっぱいになったら、出発というシステムなので、移動はスムーズではありません)
このグループのショール、マフラーは、
糸も紡ぎが細く、丁寧に織ってくれています。
その細かさには、チェックをしながら、感謝、感謝。
冒頭写真は
縦糸を結んでいるところを結び目をほどいて、糸を始末してもらったり、草があるのを取ってもらったり、フリンジをそろえたり、、そんな作業をしてもらっているところです。
織り終わった後に、洗って干すと、予想以上に縮むものがあり、ザンネンながら長さが足りずNGなものが少しありました。それは申し訳ないのですが、「他のを織ってくるから!」と潔いのが、驚きです。
アルテアイマラのグループもボリビアでもつくり手の女性の年齢層は高いのですが、このグループは若い女性が多く、頼もしいです。
私より若い女性たち3人。内二人は途中、授乳をさせながらの作業です。
子供がちょっとぐずりだすと、みんなであやして、子守を順番にしています。
さて、このショールも、一日中、二人体制でチェックしても、15枚弱のショール、20枚のマフラーぐらいで、これは2度目の納品なのに、よくよく数えると、まだ半数以上が納品されていません。。。
あと半数をチェックする時間は単純計算してあと二日?どこでどう割いたらいいのか。。
8月23日に帰国(21日ペルーを出発)しなければいけないのですが、
それまでに、もう一度ボリビアにも行って、、、またペルーに戻って、、、、うーん。。。。
何か手立てが必要のようです。