(ペルー、アルテアイマラのつくり手、ルシアさん<右>たちが腹巻を太陽の光に透かして、草取りをしているところ)
14日のペルーからの荷物が届いてから、毎日、友人たちにアルバイトに来てもらい、作品の最終チェック、草取り、直し、パッキング、、、に明け暮れています。草取り、というと、庭で草取りでもしているのか?と言われることがありますが、
アルパカの手紡ぎの糸で編まれたものたちは、もれなく草やその他いろいろがついていたりするので、それらを取っているのです。
アルパカ自体の毛は柔らかくても、草などでチクっとするともったいないので、できるだけ取りたいと思い、最後のあがきをしています。
もちろん、ペルーの方でもおばちゃんたちが、かなり頑張って草取りをしています。
それでもやっぱり取りきれないのです。それは細かさの基準が違うというのもあるし、けっこうつくり手の生活感あふれる、荒れた指の腹では、細い草のチクっとした感触をつかめないらしいのです。
さらには、ペルーの発送間近に出来上がったものは、草取りを十分にする間もなく、またチェックも甘いままに届いてきたので、それらの草取りには時間がかかり、セーターで1時間ぐらいかかるものも。。。
ちゃんと手は動かし、草取りはしながらも、友人たちと話をしながらの作業は、一人で途方もないような気分になるよりも、楽しく、しかも、仕事は2倍3倍の速さで進むのでとても助かっています。
普段は一人で仕事をしていますが、この時期は時間に追われることになるので、思い切ってアルバイトを頼んでしまいます。
不定期でさらに安いアルバイト料にもかかわらず、一緒に仕事をしてくれる友人がいて、本当にありがたいです。
また、ピンチを察知して助けに来てくれる友人にも感謝。
先日の日曜日は、高校の友人たちが来てくれ、お互いの近況報告をしながら、わいわい?草取りを手伝ってくれました。
さて、土曜日にはついにボリビアから荷物が届きます。
今回はボリビア→アルゼンチン→ドイツ→日本という経由で、ネットで今どこにいるか調べられるのですが、
なぜ???今回は、アルゼンチンで5日もストップ。
スペースに余裕がないからだと思いますが、5日も!!!待たなければいけないなんて!!
ショックです。
もっと早く着いてもらわないと困るんです。
時々、予定よりも前にスペースに空きが出て、早めに到着することもある(今回のペルーのケース)ので、それを期待して、毎日ルフトハンザカーゴのHPをチェックするも、、、今回は予定通りのようです。
(奇跡は起こらなかった、、)
土曜日は成田へ取りに行き、日曜日からボリビア分の商品を最終チェックし、タグをつけ、卸先ごとにパッキングし、ペルーのものと一緒に卸先へ発送していきます。
というわけで、土曜日からドキドキの日々が続きそうです。
10月1日には展示会搬入で中伊豆へ行かなければいけないので、その前にどれだけ発送を終わらせられるか、、、
ただ集中してやるのみです!!
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