朝6時半に起きて、プーノからラパスへ出発。
ラパスへの道のりは、チチカカ湖のまわりをぐるっと行くのですが、
その道のりの景色はおすすめです。
チチカカ湖の向こうにはアンデスの山々が神々しく聳え立っています。
道の両脇の大地は、乾季には土色、枯れ草のオレンジ色ですが、
この時期は雨季で、緑のじゅうたんや菜の花の黄色いじゅうたんが敷かれていて、それを見ると大地のエネルギーを感じて、心がおだやかな気持ちになってきます。
畑にはジャガイモの紫やピンクや白の花が咲いて、
赤、黄色、緑、いろいろな色のキヌアたちがニョキニョキ小さな小さな林のようにそびえたっています。
4000Mの大地にも雨の恵みでしっかりと作物が育つのです。
ウシもなんだか嬉しそう。
おじさんが鍬を持って、畑の中を歩き、その後をお弁当でも入っているのかな?アワヨという布を背負ったボリューム満点のロングスカートのおばちゃんが付いて行く姿が見えます。
そんな景色が終わると、4000Mに広がるエルアルトと言う大きな街に入ります。そしてすり鉢状の街
ラパスへ。毎年毎年、車が増えているようで、どこも渋滞!!
国境からラパスへの乗り合いタクシーの終点、セメンテリオ(墓地)で、タクシーに乗り換えます。
このセメンテリオは「危ない」と言われている地域なので、そこで拾うタクシーも気を使わないといけません。(荷物がいっぱいで、逃げられませんから。タクシー強盗なんていうのもあるのです。)
今まで乗っていた運転手さんと一緒に、タクシーを捕まえます。
そしてそのタクシーに乗ったら、ひたすら仲良くお話しします。
(変な気を起こされないように、、、)
仲良くしてたつもりが、最初に交渉した価格の1.5倍を最後に請求されましたが、そんなの知らんぷり〜。
昼過ぎに、ラパスの我が家に到着。
同居人クリスティーナとマルコとの半年振りの再会です。
お互いの半年を語り合いました。
その後、お昼はSさんと。最近のボリビア事情を教えてもらいました。
物価が上がっているとのこと。
今日は、時差ぼけ?昨夜全く寝れなかったので、なんだかとろーん。としています。
明日は日曜日。市場に行って、野菜買って、作って、食べて、
月曜日から仕事頑張ります!!
市場にいくのが楽しみ。いろいろものが値上がりしているようです。これからどんどんインフレになるといううわさもチラホラ。
これはつくり手へのお支払いする価格にも関わってきます。
ちなみにボリビアは今砂糖不足。というか、店から消えているみたいです。
砂糖、、こちらの人は、コーヒーにも紅茶にも、大きなスプーンで3杯入れる!!人もいるのです。
その人たちからしたら、なんという悲惨な状況でしょうか。
私はほぼ砂糖をとらないので、全く困りませんが、、、
以上、ボリビア一日目の報告でした。