
3月3日、マルセラさんの実家チャチャコマニ村での出来事。
雨季というのを忘れるぐらいの晴天です!
まず、神と大地への一年無事暮らせたこと、大地からの恵みで生きていられることへのお礼の儀式をしていました。
太陽の方向を向いて、上の写真のアルパカの肉の一部が入ったお皿の上に、このような飾りつけをして、このお皿を天に差し出しながら、一人ずつひざを大地につけて、お祈りをしていました。
(この瞬間はなんだかカメラは向けられず)
私もお祈りさせてもらいました。
次に、木の机の上でいろいろお供えのようなものが配されます。
羊飼いならぬアルパカ飼いの必需品のオンダと呼ばれるしっかりと編まれた紐や、これからつける耳飾などがその机の上に。あとコカの葉も。

ファウスティーノさんが首からかけているのは、野生の猫だとか、、それにチュスパと呼ばれる手織りの布の袋がぶら下がっています。

私にもコカの葉をくれました。
これを口の中に入れて、飲み込まずに、噛み、葉っぱからの汁を取り入れます。
次にアルパカの群れの中に入り、今回の集まりの年長3人が、角笛を吹き、歌を歌い、机を持ちながら一周。

次に1歳アルパカ4頭が机の前で座らされた状態でつながれます。
アルパカたちにお酒をふりかけた後、オスアルパカは首から上と胴体、メスアルパカは胴体に赤い糸を結びます。

そして耳に耳飾をつけます。

針でブスっと!脈にあたった時は流血です。
この儀式が終わると、他の1歳アルパカにどんどん耳飾とオスの場合は首に毛糸を印としてつける作業へ。
いったい何頭の1歳のアルパカがいるのでしょうか。。。
ここからお昼1時過ぎまでずーっとアルパカの耳飾りつけ作業です。
つづく
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