さて、耳飾つけ作業に入りました。
私は、最後まで針で耳飾をつける作業はしませんでしたが、
アルパカの耳をこのように押さえる役目と、耳飾を結ぶのと、お昼の準備と、そして多くの時間は、「早く囲いの中から出してよー!!もうおなかすいたよー!」というアルパカたちが、入口から出て行かないように、門番をしていました。
ちなみに、アルパカの耳に、カットも入れるんです。誰のアルパカなのかわかるように、、ということなんですが、、なので、流血もけっこうあり。アルパカの血が毛にしみこんで、その鉄分が、鉄片検査で引っかかったりするのかな、、なんて一瞬思いました。
この囲いの中にいったい何頭のアルパカがいるのでしょう。ざっと300ぐらいいそうです。
かなりの過密っぷり。アルパカ同士、時々ケンカっぽくつばをかけあったり、
メスが大半の群れでしたが、オスも多少いる(オスはまた別の群れで違う場所にいます)ため、時期的なものか、、
あちらこちらで、、、交尾してる!!(一人だけ背が高く見えるアルパカったら!)
この入口に布がかかっていて、アルパカが出ないようにしていますが、
赤ちゃんアルパカはすーっと出てしまったり、、するとその親が出ようとしたり、、
時間が経てば経つほど、おなかがすいているアルパカたちが、くーん。くーん。キューン。キューン。ブーイング?泣きの?大合唱?
早く出してよー。とじりじりと迫ってきます。
中には、女ボス?つばをはくアルパカも。
この真ん中の白いアルパカです。
ひえー。このつばって臭いはず。(2回はかれた!!)
(でも臭くなかった。。)
ちなみにつばを吐いてる瞬間をたまたまカメラに収めました。
(私につばを吐いてるわけではありません。仲間に吐いてるようです)
(真ん中の黒のアルパカの左の白と黒の顔のアルパカで真正面を向いているやつなんですが、小さくてわからないかも、、)
鞭を持って、入口に近づこうとするアルパカを追い払うのもなんだか違うなと思って、、、
ホ・オポノポノの言葉をただひたすらアルパカたちに伝えていました。
「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」
ずーっと。3時間以上。何回言ったかわかりません。でもこの言葉を発すると私の方がとても気持ちがよいです。
すると、なんだかアルパカたちも、落ち着いてきた気がしないでもありません。
けっこうアルパカはこちらを見つめてくるので、目があったアルパカ一頭一頭にこの言葉を伝えていきました。
日本語だったりスペイン語だったり。
赤ちゃんアルパカたちが最前線のところで横になったりしてくつろぎはじめて、私になでさせてくれたりしました。
猫みたいに、犬みたいに、やっぱり首の耳の後ろあたりとかなでると気持ちよさそうにします。
さすがに大人のアルパカはずっとなでさせてくれはしません。触ったら「やめてくれよ」って感じで逃げていきます。
大いなるアルパカに対するセクハラ?アルパカが入口に近づく度に、ホ・オポノポノの言葉を言いながら、アルパカたちに触って、触って。逃げられて。
1歳のアルパカの毛はどのくらい柔らかいのかとか、年寄りアルパカはどうかとか、、
この色、いいじゃない!とか、
この子いい顔してるとか、、思いながら。
(本当、アルパカの顔には個性があります)
(このカメラ目線の二人も(人と使いたくなってくる)美形です。)
時々こんな変顔も。
これはオスで、さっきまで大地で草を食んでいたので、それをまだかみ続けている??口周りが緑色で、薬物でもやっているかのよう。。。
というわけで、ひたすら、13時過ぎまで、私は主に門番として、アルパカタッチとアルパカ観察とを前述の言葉を唱えながらしていました!!空も宇宙までさえぎるものがないような真っ青な空で、太陽の日差しもあたたかで、実に気持ちよく、楽しい時間でした。
まだつづく!
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