監督は鎌仲ひとみさんです。
今、ポレポレ東中野では「特集上映 25年目のチェルノブイリ」という企画をされています。
5月6日まで。
普段なかなか見れない、原子力のこと、チェルノブイリのその後についてなどの貴重な映画、ドキュメンタリーがいっぱいです。
今、私は、歴史から、すでに起きている事実から学ぶ時間が大切な気がしています。
同じことを繰り返さないために。
ヒバクシャの映画では、
イラクに大量に落とされた劣化ウラン弾によって、被ばくし命を奪われる子供たちのこと。
この劣化ウランは日本で使った原発のものも含まれている可能性があるそうです。
アメリカの核実験施設の周囲の住民が知らされず被ばくし家族を次々とガンで亡くしていく事実。
政府によるどこまでヨウ素が飛ぶかの実験が住民に知らされず行われていたこと。
その土地で作られた農作物はアメリカ中に回り、日本にもやってきていること。
そして日本で自らも広島で被ばくし、その後被ばくされた方の治療にあたり、内部被ばくを研究されている医師。 長崎、広島で被ばくし今も内部被ばくに体をおびやかされる人々。
監督が上映後、話をしてくれました。
「昨日とは違うことを今日はしてください」というような言葉が残っています。
原子力を止めない限り、イラクの人々に、そして未来に対して自分たちは加害者になってしまうこと。
そして、今起きている福島原発に対して子供たちを守っていくこと。
ずっと前から、原発を止めようと、映画を作ってきた方たち、阻止行動をされてきた人たちからすれば、今の状況は、とてもむなしくなる状況なのだと思います。
遅ればせながら、私も自分から何かを変えていけたらと思いました。
5月6日の
14:20〜のナージャの村と
16:40〜アレクセイと泉も
見に行こうと思っています。
もしよかったら、一緒に行きませんか?
もっと、映画を見てから感じたことなど、ちゃんと整理して書きたいのですが、おとといまで卸し先のお客様向けの予約展示会をしていまして、今からは、お知り合いの電気線とガス管がない小屋で3日間ですが、過ごす予定で、パソコンに向う時間があまりとれないので、
取り急ぎ、ポレポレ東中野のことや、日本各地で上映されている原発関連の映画などを、見てみませんか?というお誘いです。
それでは。
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