2011年08月02日

遠いタリスキア村

cementerio.jpg
(夜明け前のバス出発場所:ラパスのセメンテリオにて。朝から道路わきには野菜やフルーツなどの露店が立つ。夜の間は商品がビニールで覆われ、紐でぐるぐる巻きにされている)

出張前から、メールでタリスキア村への訪問の旅のコーディネートを頼んでいたはずなのに、つくり手と私の間に入ってくれているファンフーリオ氏はバスのチケットを取るのが遅く、取れなかった。一緒に同行する相手が見つかっていない。などと言う。。。雲行きが怪しい。しつこく、バスを1人分でいいからどうしても確保してと頼む。
すると、奇跡的に1席取れたとのこと!ついにタリスキア村行きが実現する!!
ファンフーリオにバスのチケットと、どこでバスを降りるのかと、つくり手側に渡す手紙を預かる。
誰かが、バス停?なんてのはないだろうけど、そこまで迎えにくることになっている。

31日、朝5時にオフィス集合、5時半発のバス。5時半ジャストに出るバスだから気をつけるようにと言われる。ボリビアでは珍しい。。

リクライニングもしない、普通のバスで10時間〜12時時間の長旅で怖気づくが、念願のタリスキア村。座禅をしていると思って?いや寝てしまえばこっちのもの!と
前日は、あまり寝ずに、お弁当を作ったり、旅支度をする。

バスが出発する場所は、セメンテリオというあまり治安がいいとは言えない地域。
ギリギリ?5分前に着いたけれども、、
バスはない。
周りの人たちに聞くと、女の子が「もうそのバスは出たよ」
「へ?」「まだ5時半前なのに?」

なぜ、私は5時に来なかったのかと、、落ち込む。

オフィスはなぜだか開いていない。

まだ、出発して間もないはずだから、これから次のバス停となるエルアルトまでタクシーで行けば、追いつくかもしれない。やっとのことでタリスキア村訪問へこぎつけたのにここであきらめられない。

まだ夜も明けぬ5時半だし、治安のことを考えたらラジオタクシーがいいのだけれど、そんなものは、走っていない。
普通の白タクで、エルアルトまで走ってと頼む。
こんな時は、めちゃめちゃ運転手にしゃべりかけて仲良くなって、変な気は起さないようにしてもらう作戦しかない。

タクシーの運転手さんも、バスに追いつく使命に燃える。
前にそれらしきバスが見える度に、あれかな?あれかな?いや、違う、、、、
もしかしたら、追いつかないかも、、という不安を胸に、次なるバス停であるXトランカという場所へ。

そこに、同じバス会社のバスが!
でも私が乗るCHUMA方面バスではない。その運転手にとにかく聞いた。
「CHUMA行きのバスはどこ?」
「ああ、それなら、金曜日ラパスに向うときにアクシデントがあって、ラパスまで上がってこなかったよ。チケット払い戻しするから。」
「・・・・・・ほかにCHUMA行きのバスはでないの?」
「次は火曜日かな、、、」

タクシーの運転手、いい人で、帰りは半額でまたセメンテリオまで乗せてくれた。
バス会社のオフィスへ。
開いていた。
聞くと、私がその場からタクシーに乗ったぐらいにオフィスを開けたらしい。
(なんてこった。5時にオフィス開くはずなのに。開いてればカーチェイスもなかったのに。
バス代よりもタクシー代の方が高くついてる。)

チケットは払い戻してくれたけど、唯一のCHUMA行きバスが壊れたので、当分の間バスは出ないと言われる。

もう一つCHUMA方面へ行くバス会社があると言われ、そちらのオフィスへ。
今週はもう席がいっぱいだと。
来週はお祭りでバスが出ないと。
私は再来週は2週間ペルーなので、そうすると8月末になってしまうけど、
8月末のチケットは今は取れないと言われてしまう。

八方塞がり。とりあえず家に戻る。

待ってくれているはずの現地の連絡係に、やっとのことで携帯がつながり、今日はいけなくなったことを伝え、寝る。14時に起きた。

タリスキア村はやっぱり遠かった。

でも、あきらめられない。

こうなったら、車をチャーターして行くしかない。経費がかさんでもしょうがない。
今回の出張の一大イベントだもの!!
(8月末は仕事が押せ押せできっと行けないだろうし。。)

タリスキア村のつくり手と連絡を取り、火〜水でも受け入れてもらえることに。
午後から、車の手配を始める。

知り合いにいろいろ情報を教えてもらい、
いくつかあたる。
車を持っていても、私が行こうとする地域が遠すぎ、奥地過ぎて、不慣れで、価格も跳ね上がる中、その地域出身の運転手さんが一番安い価格で行ってくれることに!!二日間で250ドル!ちなみにバスだったら往復50ボリビアーノス ドルに換算して7.3ドル。実に34倍です。でもいいです。
バス10時間のところ6時間でいけるらしいし、席はバスに比べれば快適だし、6村にまたがるつくり手の村々を回れるだろうし。

ラパス在住の楽器職人杉山さんがよく仕事を頼む運転手さんオスカル。

という訳で、火曜、水曜で4WDで行ってきます!!
杉山さんも、一緒に行けることに。(杉山さんはその地域に昔通っていて、その地の伝統音楽を研究されていた。)

ついに、行ける!と思います!!

朝5時出発。
お弁当も持ちました!


posted by PUENTE at 16:09| Comment(4) | TrackBack(0) | ボリビアでの出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごい、情熱が伝わってきます。
気をつけて、満喫してきてください。
Posted by ciruela at 2011年08月02日 18:19
ご無沙汰しております。
早朝のセメンテリオから白タクでバスを追いかける所、読んでいてハラハラしました・・・・。事件も事故も無くて良かったです。
タリスキア村まで無事に辿り着けていますように。杉山さんとご一緒なら心強そうですね。
Posted by こず恵 at 2011年08月13日 19:08
ciruelaさん

お久しぶりです。お元気ですか?

ラパスは人口が増えてきたみたいで、バスに乗るのも大変だし、道は渋滞ばかりです。

情熱?意地?

満喫してきました。やはり行って見ないとわからないことが多いです。

日々、ハプニングありの中で、仕事をしていてなかなか報告をUPできておりませんが、そのうちに書きます。

ciruelaさんもお元気で!!
Posted by PUENTE at 2011年08月13日 21:28
こず恵さん

お元気ですか?
北海道も暑いのでしょうか?

こちらは、寒さも一段落してきました。

セメンテリオで白タクは、良くないですよね。。一応、フィーリングというか、人相は見て判断してますが。
気をつけます!

杉山さんがいてくれたおかげで、楽しい旅になりました。

いろいろ報告したいことがたくさん!!
なのに、パソコンに向き合う時間が今あまりありません。

チェック、チェック、仕事のコーディネート、チェック、チェック、直し、価格シール作り、印刷、紙タグ印刷手配、毛糸の手配、ご飯をつくって、しっかり食べる。寝る。チェック、チェック。
こんなことをしてると、あっという間に毎日が過ぎていきます。

また、日本か、ボリビアか、どこかでお会いできる日を楽しみにしていますね。

お元気で!
Posted by PUENTE at 2011年08月13日 21:36
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