
8月15日から、二週間。
ばっちりペルーの作品をチェックする予定でした。
15日はちょうど道路封鎖などがあるとの情報があり、その前日の14日にペルーに行くことに。
今回も、ボリビアのコチャバンバからニコラス君とそのお母さんドラさんが仕事を手伝ってくれました。(上の写真でショールをチェックしてくれているのがドラさん)
今回は、5月から7月の間に、チェックを任せていたフスティーナが見終わった分を、再度チェックしたり、納品の後半分をチェックする予定が、、
ペルーのつくり手たちは、後半の納品分が間に合っていない様子。
2週間みっちりいるつもりが、一週間半で一度切り上げてボリビアに戻ることになったのでした。
といっても、5月〜7月中の納品分も相当な量。
ただひたすら、ニコラス君、ドラさん、私でチェックし、OKなものには、紙タグの中身を入れ、シールを貼り、お客様ごとに分けて、箱詰め。という作業をずーっとしていました。

建築を勉強しているニコラス君。電気関係も得意。
何を作ってもらっているかというと、、

これ!左のハシンタさんが使っているもの。
靴下、レッグウォーマー、アームウォーマーなど筒状のものの、目のとびをチェックする「光る筒」です。
太めと細めの2タイプ。ペットボトルを利用して作ってもらいました。
電気に頼ってしまったけども、、日本へ目のとびがないもの(二本縒りの糸の一本分しか編まなかった目は、ほかよりも糸の強度が下がる)を届けるためには、大活躍してくれます。
セーターなど大きめのものは、そのまま、窓からの光や電灯で透かして見ますが、筒状の小さなものはそれが難しいのです。
でも、しかし、、
ニコラス君でも、ドラさんでも、そしてつくり手のみんながこの道具を使って目のとびをチェックしても、見つけられないものを私は見つける。。。
つまり、私が見ないと、見落としがある可能性が高まる。。
しかし、一人でチェックできる量には限度がある。
これにはどうしたものか。。
悩みます〜。
先遣隊で送ったフスティーナのチェックも甘すぎて、、
テンションもサイズも違うのにOK出してるし、、、目のチェックもできてないし、、
来年からは自分の畑と田んぼの世話をするつもりなので、チェックをある程度、現地の人に任せたいという、、計画はどうなるのか。
そんなことを悶々と考えながら、
朝8時から夜9時10時までチェックするのみ。

(ニコラス君が知らぬ間に撮影。)
唯一の楽しみは、食べること!

ドラおばさんもお気に入りの、ピーナッツロールパン。(ピーナッツが細かく刻まれて、シナモンロールのようにパン生地に練りこまれているもの。程よく甘い。ベジタリアンの店で売っていて、素材が安心できる。)

ピーナッツがとにかくこぼれるので、オフィスの玄関口でみんなで食べました。