4月10日、帰国しました。桜に間に合いました。
帰国して4日目、まだまだ時差ぼけ真っ最中!
午後2時〜6時あたりがピークです。脳みそがかきまぜられる感じでしょうか。地球の反対側までいくことは体に相当無理させているのですね。
しかし、時差ぼけ直るまで休暇。というわけにもいかず、そろそろカタログ作りにとりかからねば。
卸先のお客様向けの予約展示会も23日からと、控えておりますので、その準備をしなければ。
ぎりぎりに出来上がったサンプルはもって帰るのが精一杯で、ボリビアでのカタログ撮影には間に合いませんでしたから、その撮影も少しまだ残っています。
でもでも、まだまだ体も頭も言うことを聞かないので、のろりのろりと、もって帰ってきたサンプルたちを手直ししながら、、ただいま切り替え中。というかまだ、ろくに仕事をしておりません。
こんなペースだと来週末あたり、ピンチの予定です。
今年は、ボリビアで、フストおじさんに、手織りのアルパカ100%毛布を作ってもらいました。
織り機の幅が足りないため、真ん中で縫い合わせています。
そして、この毛布の特徴は、足元に行くにつれて、厚みを持たせていること。
冷え取り健康法の、足元を一番あたためて、みぞおちより上は薄着。という考え方に則り、寝ている間もその状態を作るための毛布です。
しかし、最後の最後に納品されたこの毛布、二枚を縫い合わせるときに、上下逆でついてきたのでした。
つまり右半分は足元あたたかいけど、左半分は足元が薄手。これはまずいです。直さなければ。
織った本人が気づかないとは、、、相当ぎりぎりに仕上げたのだと思います。
まあ、間に合っただけ良しとします。
さて。今回の出張中、あまりブログを更新しませんでしたので、今更ですが、少し、現地の報告を。
冒頭の写真は、ボリビア、ラパスのエルアルトのつくり手をたずねたときのこと。
3月14日の話です。
まとめ役のフスティーナさんについていきます。
エルアルトはどんどん広がっていく町。インフラ整備は間に合っていません。
道路もいつの間にか、水の流れが川になり?道路がえぐれ、、、、車は通れないような状態に。
お手製の橋などがところどころで登場していました。
作り手のところに行くときは、パソコンを持っていって、日本での昨年の販売の様子を写真で報告します。
日本で使ってくれている人たちのこと、もっとつくり手の人たちに身近に感じてもらえるよう、私が距離を縮めていけたらいいなと思います。
毛糸はこんなバッグに入れて編んでいる。けども、時々、床に毛糸玉を転がす人もいる。それはとても困る。。。みんな各自の家でどんな感じで編んでいるのかなあ。
そして、この日の帰りは大変なことになってました。
ちょうどエルアルト市の記念日で、メインの通りでパレードをしていたのです。
つくり手の方たちとの集まりの後、私は一人で家に戻るべくバスに乗りましたが、そのバスもパレードで車が通らないので、途中までしかいかず、私は途中から歩くことに。といっても道は、あふれる人、人、人。パレードする人もいれば、それを見に来る家族。そしてその人たちをターゲットにした屋台の数々。
トイレはまったく足らず、そこかしこで用を足す人多し。カオスとはこういうことを言うのかな。
よってしまう。
私は、パレードを横切らないと、ラパス市内に戻るバスに乗れませんが、横切るのも一大事。
歩道橋は、人で埋め尽くされ動く気配はないし、、、パレードまでも人が地べたに座っていてなかなか近づけない。
さてここで、パレードとは。なんでしょう。
日本に同じようなものはないので、うまく説明できませんが、学生は、学校単位で。社会人になると組合単位、職場単位で、旗をかかげて、正装して練り歩くのです。
どんな町単位でもやるパレード。
スペインからの流れだと思いますが、このパレード、私にはやる意義がちゃんと理解できていないのです。
社会の一員としての自分たちの存在をアピールしている???
結束力か??うーん。
この国の国民性がまだまだ私にはわかっていないようです。
この日は、エルアルトの創立記念日ということも知らず、フスティーナの打ち合わせにのこのこ付いていったけど、次からはパレードの日は避けることにしなければ。この人の多さには、もう体がついていけません。
フスティーナはこんな日でもおばちゃんたちと打ち合わせするのでした。それにも少し驚きました。
こんな感じで、今回の出張中も日々いろいろあり、いろいろ思うことありました。
たいていはカメラを持ち歩かないのですが、少しはカメラに残したりもしています。
また、皆さんと展示会などでお会いするときがあれば、そんなことも聞いていただければいろいろお話させていただきたいと思います。
ブログでも気ままに書いたりできたらと思っています。
それでは、しばらくは時差ぼけ直しつつ、予約展示会の準備をしたいと思います。
それと、今年からアースデーへの出展をやめることにしました。
春になってアルパカものを見ていただくのはやっぱり無理があるかと思うのと、、
移住する年にしたいので、その準備などもあり。
今年はついに一個人客としてアースデーを楽しみたいと思います。
長々と、まとまりのない久しぶりのブログで恐縮です。
今年は夏の現地出張はしない予定なので、来年の1月まではずっと日本のどこかにいます。
秋の展示会シーズンまで、地道に現地での準備とこちらでの準備をしてまいります。
それでは。今年の秋冬もPUENTEの「体をあたためる道具」をどうぞよろしくお願いします。