
皆様
大変ご無沙汰しております。
PUENTE 落合裕梨です。
4月からボリビア、ペルーから何度かに分かれてお品が届き、それをずっと検品をしていたらもう秋になってしまいました。
近頃は、常設で置いていただいているお取引先様への納品のため、最終検品、発送をする日々を送っています。
「わノ暮らし探究団」としては、稲刈り、はざがけをして天日干し、残るは脱穀です。
さて、10月22日(水)〜長野県松本市のラボラトリオさんで展示会が始まります。
(会場はラボラトリオさんの隣に今年できたfaber LABORATORIOです)
10月22日(水)〜11月3日(月) 11月28日(火)休み
faber LABORATORIO
松本市大手1-3-28 神山ビル2F TEL:0263-88-7706
今年最初の展示会。もう寒くなってきているであろう、長野の方たちにぜひアルパカニットをご覧いただきたいと思います。
新作に手紡ぎ&手編みのチュニック、イカベストロングなどがあります。
お尻が隠れる丈なので、お尻まであたたかです。
汚れや毛玉など気にせず、日々、着ていただきたいなと思います。
アルパカのニットが冬の間は、皮膚と化していたと表現してくださる方が時々おられますが、
それは何よりうれしい表現です。
紅葉も美しいであろうこの季節、遠方の方も松本方面へお出かけの際には、ぜひお寄りください。
今年の展示会では
muimaur吉沢小枝さんのニットピンもご紹介します。
ショールや、腰巻、ロングカーディガン、ショートマフラーなどをとめるのにおすすめです。
岡山の牛窓在住の小枝さんに、ニット用に針を太目に、針先は丸く、ニットがひっかからないようなものを
作ってもらいました。
ブローチやアクセサリーも素敵なmuimaurさんですが、今回はニットピンだけがやってきます。
これです。

真鍮、洋白を使ったピンたち。彼女の作り出す形、ライン、絶妙で好きです。
そして、今年のPUENTEの展示会では
現代美術のアーティスト 増山士郎氏の
「毛を刈ったアルパカのために、そのアルパカの毛でマフラーを織る」という作品
(2014年1月、プーノ、ペルー 映像45分)
をご覧いただきたいと思います。
彼は大学の先輩(建築学科)で、今はアイルランドに住んでいます。
世界中でアーティスト イン レジデンスをしたり、現代アート展に参加されたり、個展をやられたりと活躍されています。
今回、「アルパカの首の毛を刈り、その毛でマフラーを作って、それをアルパカの首にまた巻く。」それを映像に収める作品を作りたいので、アルパカを飼っている人たちを紹介してほしい。
という依頼がきまして、
PUENTEの手紡ぎ&手織りのつくり手クリストバル氏を紹介し、彼がクリストバルの家を訪ね、映像作品をつくりました。
今年は、増山さんのご厚意で、PUENTEの展示会で彼の映像を流せることになりました。
PUENTEのつくり手は9割がた手編みをされる方たちですが、ボリビアとペルーでも織りものも扱っており、
クリストバル氏はペルーの織りを一手にやってくださっている方です。
彼が住んでいる地域はアルパカを放牧しており、かなりの山奥です。標高4500Mはあるかと思います。
彼らの暮らしが見れる、手紡ぎ、手織りの様子が見れる貴重な機会となりますので、ぜひこの機会をお見逃しなく〜。
私が映像をお借りできるのは今年だけなので〜。
ラボラトリオさんでは壁面で随時映像を流されるとのことですので、いつ行かれてもご覧いただけます。
長くなりましたが、第1弾、松本、faber LABORATORIOさんでの展示会。どうぞよろしくお願いします。
私は10月24日(金)昼過ぎ〜16時ごろまで
10月25日(土)13時〜18時まで
在廊させていただきます。
展示会の詳細はこちらをご覧ください。