2007年06月26日

商品チェックの日

23日土曜日、先日の「布タグ結局納品されませんでした事件」を忘れ、プーノへ。
今までに出来上がった商品のチェックをする日。

野菜&フルーツ指人形は、今年はアクリルではなく、アルパカで作っている。以前は実質仕事を調整しているベルタさんの出身の村コンカチ村で作ってもらったけれど、他の村の人たちも作りたいというので、今回からは、各村で3種類ぐらいずつ作っている。
顔のつくり<目、鼻、口>のレッスンをことあるごとに私としている村の代表者たちが、それを村に帰って他の人に教える時点で、やっぱり違うものになってしまっているので、またレッスンをする。形に関しては思ったよりもちゃんとできていて安心する。
一つ一つ毛糸の始末や、顔の形などをチェック。今回は指人形、野菜&フルーツ指人形、アニマルマルで合計6000個ぐらいになるので、チェックもどんどんしないと終わらない。

リバーシブルの帽子は型紙から2cmほど縦長に出来てしまった。

原因は型紙に書いてあるゴム編みの部分をちゃんと気にせずに、2cmほど長く編んでしまったこと。
人それぞれに、紡ぐ毛糸の太さも違うし、編むテンションも違うので、何目何段というのをコピーして編んではダメだというのに、彼女達は一つサンプルが出来上がると、そのサンプルの何目何段をそのままに作ってしまう傾向がある。そしてもう型紙は忘れ去られてしまう。

契約書には1cmの誤差まで認めるとあるので、この2cm以上の誤差はやり直さなければいけない。生産者、どうにかOKを取ろうとするも、私は聞かない。

ボンボンがついたマフラー。こちらでも問題発生。やっぱり型紙のコピーが、コピー機ではなく手でコピーしたことで、編み目模様に違いが出る。
見た目が大分変ってしまったので、これもやり直さなければいけない。
でも村の代表者たちは、村の女性たちがやり直したがらないことを知っているので、怒り気味だ。私が渡した型紙をちゃんと複製するという時点で、問題があった。私は彼女たちが一つ複製したのを確認して、その後をチェックしなかったのがいけなった。

私はコピーして編む人全員が型紙を持つようにお願いするが、彼女達はそのコピー代を出したくないので、コピーしない。このコピー代は一つの商品の編み賃の1/100〜1/600ぐらいのものなのに。プーノで人数分コピーしないと、自分たちの村に戻ったらコピー機はないので手書きでコピーすることになる。伝言ゲームのように、形あるものでも手書きでコピーするうちに違うものになっていってしまうのだ。そしてこの型紙コピー代は、グループ資金の中から出すべきではないかと提案しても、なかなか村の中での合意は得られないみたいだ。

セーターとベスト。これは日本の卸し先のお客様や友人たちにサンプルを見てもらって、いろいろ意見を貰ったもの。ご協力いただきありがとうございました。皆の意見をもとに、最終案を絞れました。
最終案の型紙を生産者に提示しました。これで完成形ができますように!


posted by PUENTE at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 生産者(ペルー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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