2009年08月07日

100歳近いおばあちゃん

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今日は、商品チェックに車で40分程度のカマカニ村まで。

2度ほど来た事があるので、私が直接イルダの家まで行くことに。
ワゴン車にみんなで詰め込んで乗る人がいっぱいになるまで動かないタイプの交通機関で村まで行った。
プーノからボリビアまで続く道を、プーノから25KMというところで降りる。

イルダの家は、、、あれ?どこだっけ?
結局、村の人に家を聞いた。続きを読む
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2009年08月06日

8月1日の続き 温泉の後はお祭りへ

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温泉のあと、川で石を拾う。
8月1日という特別な日に、きれいな石をある数拾うと幸運が訪れるらしい。

「何個拾えばいいの?」
「6個」
「5個か9個」
「3個か12個」続きを読む
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2009年08月03日

温泉

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(源泉付近でくつろぐARTEAYMARAのメンバー)

たらふくお昼を食べた後、すぐにも温泉に入ろう!という感じなので、

胃を休めるために30分ぐらいは置いた方がいいんじゃないかと、、、

みんな「へー知らなかった。」続きを読む
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2009年08月02日

8月1日は

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8月1日(土)は特別な日らしい。

今日は、ARTEAYMARAとの遠足の日。
この日は時差ぼけか、夜の12時に寝て朝の4時には起きてしまった。
寝ている時、鼻が片方詰まっていて呼吸が浅くなるのか、起きたらちょっと頭が痛いので、これも高山病の一種かな。
深呼吸をしてじっとしていると収まる。
続きを読む
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2008年04月29日

4月27日の日記 ねずみのまじない

27日、日曜日は、フリアカへ、大きな市と織りのつくり手を訪ねた後、プーノへ戻って、プーノから30分のイルダさんの畑へ遊び(一応手伝いに)に行きました。

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大麦を収穫しているところ。左がイルダで右がイルダの母です。これから冬になって雹が降る前に収穫しなければとのこと。これらは、イルダさんの家が飼っている10頭の牛のえさになります。

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真ん中の一番進んでいないところが私の受け持ち。軍手持っていればよかったんだけど、そんな準備を思いつきもしなかった私は、とげのある植物や茎などで手をさしながら、最後の方にやっと鎌の使い方を覚えました。


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みやげのみかんを食べているイルダと弟さん

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私に用意してくれたごちそうです。
オカというさつまいもっぽい芋と、ジャガイモと、ジャガイモを干した保存食チューニョに自家製の牛のチーズ。

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ロバが荷物もちでお供していました。

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夕暮れ時。

大麦を刈っている時に、小さなねずみがいました。するとイルダははりきって捕まえようとします。
なんとねずみを頭の上に30分ぐらい置いておくと、頭が痛いのが治るというのです。また、悪いことをねずみが取り除いてくれるというおまじないもあるそうです。

「頭の上にどうやっておいておくの?」
「じっとしてるのよ。寝ちゃうみたい。」
「???」
不思議だ。と思ったら、イルダがねずみをやっと捕まえて、帽子の中に入れました。そうだった、こちらの先住民の人は基本的にいつも帽子を被っているんだった。

「YURIもやってみる?」
「え、、うん。」
またしばらくして、ねずみが捕まる。

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赤ちゃんねずみ。かわいい。
畑にいるねずみは他の動物と一緒。細かいことは気にしないぞ!

私も帽子を被っていたのでその中に入れてもらう。
チョコチョコ動いていて不思議な感覚。

30分ぐらい経ったら、ねずみを逃がす。「すべての悪いことよ。ねずみと一緒にいなくなれー」と言いながら。そして逃げていくねずみは見てはいけない。

んだそうです。
ちなみに私は目をつぶって前かがみになって帽子を取ったのに、赤ちゃんねずみはまだ帽子の中にいて、見ちゃった!
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2007年07月03日

6月24日 聖ヨハネの祭り

この日は、ララケリ村のちょっと先、Soquesani(ソケサニ)村に奉られている聖ヨハネのお祭りがあった。

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この年は、ARTE AYMARAの一グループであるCatumiの代表者であるPrudenciaさんがこの祭りの主催者(祭りの費用の負担者)になっているので(村の中で順番に巡ってくる)、ARTE AYMARAの各グループの代表11名と私も参加することに。旦那さんも来ていたメンバーが4組ぐらいいたかな?

前夜泊まらせてくれたMargaritaさんが、私に彼女達の服を着させてくれる。かなりスカートが重たいのと、外国人がこの服を着るとかなり目立つので、目的地の近くララケリ村に行ってから着替えた。髪はもちろん三つ編みで。

学校の敷地内にある小さな教会からヨハネ像が神輿に担がれて出てきて、校庭の4角に建てられた祭壇のようなものを回って、また教会に戻る。

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Prudenciaと旦那さんとその家族は、「主催者です。」というたすきをつけてヨハネ像に続いて歩いている。その次にその他親戚や村の人たち、友人が続き、後ろからバンドが演奏をする。

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その儀式が終わると、パーティー。ビールをケースで売る人たちがスタンバイしていて、そこからみんながケース買いして、主催者たちにプレゼント。主催者側は誰が何ケースプレゼントしたかちゃんとノートにとっている。

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私も、カルロスというARTE AYMARAにプロジェクト支援をしている政府の人と一緒にプレゼント。プレゼントすると勲章のようなものをつけてくれる。

仕舞いにはビールケースが高く詰まれることになるので、それをまた売ってお金にすることもできる。
(ちなみに600ドルぐらい祭りにPrudenciaさんは費やすらしい。これはかなりの出費となる。)

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みんな、バンドの生演奏の中、踊る踊る。
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そしてビールを飲む飲む。
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私はちなみにビールが飲めないので、前もってピスコ(ブドウの蒸留酒)とサイダーとワインを買っておき、それを飲んだ。


ペルーのプーノあたりでのお酒の飲み方:::(ボリビアのチチャを飲む時もこんな感じ)
ARTE AYMARAのメンバーの間でお酒を回しあう。コップは二つぐらいしかない中で、どう飲むかというと、自分でコップについで、一足先にビール瓶は次の人へまわす。
パチャママ(大地の神様)にちょっとあげてから(地面にちょっとたらす)一機に飲んで、コップも次の人に渡す。これはつまり必ず回ってきたら飲まなければいけない。
日本で言う強制的な飲みになる。でも私にビールが回ってきても、笑顔でそのまま通過させ、私は用意したお酒を飲む
中には歌を歌いだす人も。みんなが酔っているところを見るのは面白い。

ここはもう標高4000M以上。その土地で激しく踊ると日本人は酸欠になる。でもここではおばあちゃんまで元気に踊っている。二人で踊ったり、輪になって踊ったり。

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ここではワイノという音楽が主流らしい。動きはそこまで激しくなく、ステップも単調な感じがある。

私が好きなディアブラーダとティンクがもう一つのバンドの方で聞こえてきたので、思わずそっちに行って踊っていたら、ついに酸欠で苦しくなった。ティンクもディアブラーダもとても激しい踊り。
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(青いスカートで丁度後ろを向いてしまっているのが私です)

食事(アルパカの肉)も振舞われた後、
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夕方に次の主催者が発表され、その後も踊って、飲んでを繰り返し、夜中まで続いたのだった。私たちは陽がくれた後、雨も降ってきたので、その日泊めてくれるベルタさんたちと帰ることに。

帰りのタクシーもみんな歌う歌う。ベルタの旦那さんは酔っ払って、運転手(親戚の甥)にまで酒を勧めるので、私は必死になって止める。
女性陣は歌を歌って、そんなよっぱらい旦那さんに抗戦していた。ダメ男を嘆く歌で。ペルタも思いっきり、「ダメ男」部分を強調して歌っていた。旦那さんはかなり居心地が悪い。

次の日、私は幸い二日酔いにはならなかったが、泊めて貰った家のベルタと旦那さんは二日酔いでつらそうだった。

私のデジカメで撮った写真をみんなで見ていた時、ベルタが一言。
「○○さんの旦那の浮気相手がいたの。この女よ。私たちとっつかまえて、ぼこぼこにしてやろうと思ってたんだけど、それに気付いて、遠くに逃げて行ったのよ。だから○○さんはあんなに酔っちゃって。逆に○○さんが夜にその女の家族に囲まれなかったか心配だわ。」
え?あなたたちはそういうことをしようとしていたんですか??
取っ組み合いにならなくてよかった。。。

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2007年06月26日

こちらの冬至のころには

23日のお泊りは、カマカニ村のマルガリータさんの家。プーノから1時間ぐらい。
彼女の娘ジョバンナさん19歳が、野菜&フルーツ指人形のカキとカボチャと人参のサンプルを編むのでチェックして欲しいとのことで、この夜は彼女の家へ行くことに決まり。


同じ村のロラさんも一緒に夕飯をプーノでおごってから、彼女の家へ。24日のサンファンの祭りの前夜、いたるところで焚き火をしていた。

カマカニ村の山の上でも若者たちが焚き火。外灯がない地域ですから、オレンジ色の焚き火が真っ暗闇に映えてきれい。
この時期は日本の夏至、こちらは冬至ですから一番寒いので、畑に霜が下りないようにと焚き火をする。町では古着を焼くとか。
ボリビアの町では花火をやることが多く、空気が汚れるからやめましょう。と政府が言っていたりする。

この日は朝から移動で疲れてしまったので、娘さんが隣でサンプルを作っていて、私は「もうちょっとこうだ、ああだ」と指示をしているうちに、いつのまにかベッドで寝てしまった。ごめんなさい。(次の日の朝ちゃんと打ち合わせしました。)

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・Margaritaさんの家
家の前にあるトラクターは村のみんなで買ったけれど、壊れて使えない。
奥に見える山の上で夜、焚き火をしていた。

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・Margaritaさんの家の台所
左に見えるのは牛の糞が乾燥したもの。
でもにおいはしないし、燃料と認識するので、ちゃんとこの台所で朝ごはんをおいしくいただきました。

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・5日前に生れたばかりのロバの赤ちゃん
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2007年05月17日

母の日に

ARTEAYMARAというグループのベルタさんとは、バスの中で偶然出会ってからの縁です。
ベルタさんはPUNOという街に住んでいますが、実家はコンカチ村というところで、プーノから車で30分、そこから歩いて20分ぐらいの村です。
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5月13日母の日に、彼女の実家へ招いてくれました。
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ここは標高が3900M近いはずですが、チチカカ湖畔のため庭に花が咲き、こじんまりとして、とてもすてきなお家でした。
土台は石で、壁は日干し煉瓦でできたお家が中庭を囲っています。 x^pps.jpg

この日は、ベルタさんの夫がご飯を作るとのこと。
彼女の実家へ着くと、夫はご飯だけ用意して他の村で行われている祭りに行ってしまったとのこと。お酒と祭りが好きな人のようです。
家にはベルタさんのお父さんとお母さんが住んでいます。
二人は75歳。1日違いで生れて20歳から夫婦というからもう55年一緒とのこと。二人とも現役で放牧と農業をやっています。

同じ村のヴィクトリアさんとその娘さんも加わり、お昼が始まりました。
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中庭の地面にアワヨという布を敷き、その上でご飯を食べます。
この日のメニューは、ベルタさんの夫作、辛くない唐辛子やにんにくで味付けした牛肉と、レタスとトマトのサラダ、そして石と土の中で焼いたじゃがいもです。
このじゃがいもが大変美味。無農薬です。
それを石の中で焼くと、少し甘く、不思議においしい匂いもします。「ワティヤ」と言います。

食事が終わると、放牧していた羊、牛を集めに一緒に行きました。
羊と牛を家に戻しがてら、チチカカ湖で水を飲ませます。
(ちなみにここの水はきれいです。プーノという街の緑のチチカカ湖とは違います。)
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イモ類や豆類、小麦等の収穫が終わるこの時期、他の畑ではPUNOという街に住んでいる家族も実家に戻り、オカという芋の収穫を手伝っていました。

ここでも農業、放牧を営む生活をするおじいさんおばあさん世代と街に出て行くその子どもたち家族という構図があります。
ただ、ボリビアでもそうですが、農繁期にはちゃんと街に住んでいても田舎に手伝いに行っていますのでみんな農業に詳しい。

でも、一世代先、二世代先はどうなるのかな。。。
そんなことを考えながら、ベルタさんと一緒にこの村を後にしました。
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(ベルタさんのお母さんです。)

私の母に日曜日の朝に電話したら、学校の生徒(職場が学校)の試合の応援に出かけていていませんでした。60歳前ですが、元気で何よりです。いつもありがとう。代わりに父親と久しぶりに話しました。
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2007年05月09日

PUNOあれこれ

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月曜日朝、ラパスから隣の国ペルーへ6時間の移動開始。
4人集まったら国境のデサワデーロへGOのタクシー運転手は、教会やキリスト像などのモニュメントを通るたびに十字を切るが、運転は大変身勝手、クラクションをならし、危険な運転で他の車に挑んでいく。
「こんな運転耐えられないから降りる!」と言いたいけど、途中で降ろされても、次の車が見つからず、、、しかたなく乗る。

国境を歩いて越えてペルーへ。両替をしたらドル安だ。ボリビアもドル安。ドルと円だとドル高。つまり、仕入れ値がかなり高くなってしまう。。困っちゃう。
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ここからはバスに乗る。いっぱいになるまで出発しないので1時間近く待つ。
となりのおばちゃんと話が弾む。お題は「このバス韓国製だよ」「ジャガイモに化学肥料使うと虫が出る」「衣服事情」

PUNOにやっと到着。2時にARTEAYMARAという生産者組合との集まりのはずが、、、2時の時点では二人だけ。3時すぎからやっと集まりだす。

久しぶりの再開を喜んでくれる。
この間の秋冬の商品の売れ行き状況を報告。
お土産におせんべいを渡し、みんなが少しずつ回しながら食べてくれる。
気がつくと、なんと、乾燥剤?(石灰のやつ。)を開けて、一粒ずつ食べていた。途中で、これは変な味だと、笑いが出たらしい。
慌てて注意をするも、もう数人は食べてしまった。。。英語では食べるなとか開けるなとか書いてあるけど、スペイン語では書いてなかったし。。。
今ごろ大丈夫かな?次回からは私から気をつけなきゃ。

今度の秋冬の商品の打ち合わせ。
各商品のサンプル担当を決めて、デザイン指示書を渡す。
来週の月、火まで出来るところまでやる。また、手紡ぎの毛糸の準備に時間がかかる人は、月、火で一緒にサンプルを作ることに。

その日の夜は、プーノに家を持つ、指人形を主につくるベルタ家にお泊り。(彼女の出身の村コンカチ村の女性たちが指人形を編んでいます。ベルタはまとめ役。)いつも泊めてもらっている。
火曜日午前中、彼女と指人形をアルパカ素材で試作。

昼過ぎ、プーノを出る。彼女の家を出た瞬間、目に飛び込んできたチチカカ湖。でも何か違う!湖面が緑なのだ!
雨が少ない乾季には、水質汚染が年々悪化してきて、表面が緑色になってしまうとのこと。人口が多いけど、下水処理がちゃんと出来ていないんだろうな。
以前からチチカカ湖に飛び出た大きいホテルの周りが緑色で、すごい異臭を放っていたけど、まさかこんなに広い範囲で汚染が進んでいるとは思わず。。。。
チチカカ湖の中の浮島で生活している人たちは大丈夫なんだろうか?
これは、観光客もがっかりだろうな。

帰りのバスは、満杯になったと思ったら、すぐにタイヤ交換をしはじめる。
客たちが一斉に、「出発前にタイヤ交換しておけ!」「他のバスに皆で乗り換えよう!」「早く出せー!」と怒号が飛び交い、足をばたばたさせたりしている。このあたり、ボリビアよりペルーの方が気が強い感じがする。
あまりのクレームに、タイヤ交換を結局あきらめ?出発。そして見事に途中でパンク。付け替える。待つこと30分。
私は、こんなことも懐かしいなあ。なんて外の景色を見たりしていた。
何気ない景色も、豚がねころんでいたり、子どもたちが遊んでいたり、羊の群れを追う人々がいたり、見ているだけで微笑ましい。これって、日本の都会ではあまりないうきうき感だなあ。と思う。

サンプルを作り終えるまでは、しばらくはラパス、プーノの移動の日々が続く模様。プラス、コチャバンバ、サンタクルスにも行く予定。
体力つけなければ。

写真は、緑のチチカカ湖と国境の町デサワデーロのペルー側のバス乗り場。このバス乗り場はまさに混沌と言った感じです。
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