18日の朝です。
今からリマからフリアカという一機に4000Mを飛行機で移動してしまいます。今はその飛行機を待っているところです。
さて、
ずうずうしい私がバレてしまいますが、、、、
実は、
リマでは適当にどこかホテルに泊まろうとしていました。
すると直前に、
仕事で知り合いのペルー人がリマの実家に泊まったらどうかとか言ってくれたり、
ペルーのリマで働いている友人が、彼女はちょうど日本に帰国中なのに彼女がリマの日本人の友人に私を泊めさせてあげてとお願いをしてくれて、、。
みんな、私のことを気に留めてくれて、、ありがたい。
ホテルに泊まると言っていたはずが、ご好意に甘えて後者の方の家に泊めさせてもらうことになったのでした!!!
初対面の方にお世話になってしまう私です。でも、彼女に出会えてよかったー。
日本で言う青山のようなところのステキな広いマンションに二晩お世話になって、夜に寝る前にいろいろお話ができました。
私が試行錯誤でやっていることを、彼女は前職でもっと大きな会社で大きな単位で動かしていたので、勉強になることばかり。
またリマに戻ってきたときは、紹介してくれた共通の友人と他の友人も誘ってお食事しましょう!ということになりました。
忙しい中、暖かく迎えてくれてありがとうございました。
これからボリビアで再会する日本人の人達と共通の知り合いだったので、土産話が出来ました。
リマには16日の夜について、17日の一日だけ動けました。
まだまだ、リマは不慣れな感じです。人が多い。車が多い。バスも乗りなれません。
770万人ぐらいいるらしいです。ボリビアのラパスと比べると2.5倍かしら?
今、ペルーは景気がいいとのことで、物価が高くなっているとは聞いていましたが、
肌でひしひしと感じました。
バルサのナマケモノを売っているVerniaさんと、お家バッグを作っているRomero一家に会いに行きました。
彼らはある程度ストックを持っているので、ある中から買い付けをします。
どちらも価格が高くなっている。しかもぐーんとドル安。円とドルでもドル安ですが、ペルーのドル安は比ではない。。。
計算するとSolと円で見ると1年前と9%と仕入が高くなるし、物価高で物の値段事態が上がっている(※で21%、油で55%、知人の情報です
)ので、ダブルパンチです。ぎゃふん!!
これ、ボリビアでも同じ、、
こういった状況にまだまだ経験のない私はうろたえています。
次回の春夏用とちょっとは今回の夏用に、とも考えていましたが、価格が合わないかも。。検討することにしました。
午後は、バランコというおしゃれな地区に行きました。
古い邸宅を改造してペルーの作家さんのものが沢山集まっているところがありました。
青山のIDEE みたいな雰囲気でした。IDEEさんに怒られる?
リマってとても国際的で、世界中からアーティストも集まっているし、アメリカの力もあるし、おしゃれな都市なんです。
時代を反映して、リサイクル素材の作品があったり、モダンなインテリアグッズがあったり、
その中に、ペルーの伝統技術やアンティークな布を生かした作品もありました。
つくり手の人が分る逸品が多くありました。ペルーってボリビアよりもかなりイケてます。
ただ、ペルーの経済力がUPし、さらにリマという大都市であり、作家さんものなので、どれも、、高い。
ものは、実際に手を動かしてつくり上げた人の他に、材料を作った人、企画をした人、
それを売り込む人への対価が入っていて、さらに暮らすところが違えば、それぞれに必要なお金も違うという、
かなり複雑な価格の内訳になっているんですよね。
PUENTEの商品全てをPUENTEからの企画ものに出来たら理想ですが、現在それをやっていて
かなり開発にコストがかかってしまい、厳しいので、一点ものなどの買い付け品もできたらいいとは思っているのですが。。。
卸し先の取り分とPUENTEの取り分も載せても、
日本で売ることができるような、PUENTEの商品のプレゼンテーション力をつけないとダメですね。
とりあえず、今回の目的の秋冬ものサンプル作成に専念します。
最後に、
時差ボケ、、、、
ペルーの午後、日本でいう深夜ごろが一番眠くなりましたが、
バスの中で居眠りするぐらいで、なんとか時差ぼけと戦いました。
あ、リマという盗難が多い街でバスに乗って居眠りしちゃいけませんよね。
運転手に乗り換えの時に、次は居眠りするなよ。気をつけなー。と言われちゃいました。
私も日本にいるときと気持ちを切り替えなければ!!
さてさて、フリアカ便が予定時刻近くなってきました。
アンデス山脈を越えて、その上に上陸です。クスコ経由でフリアカへ。一機に4000Mの世界へ行ってきます。