商品の草を取り、商品の細部のチェックをし、直しが必要な場合は直し、紙タグとシールをつけ、卸先のお客様へご予約いただいた順番に発送をしている日々です。
毎日、西濃運輸さんに、「一番遅く来てください。」とお願いして、4時あたり5時までは、いつくるかひやひやしながらパッキング。
間に合わない時は、母に車を借りて、30分、集配センター?のようなところまで持っていき。。。。
もう10月中旬。個人でご予約いただいたお客様の発送も今週中にさせていただきます。このブログに心配して見に来てくれたご予約いただいた方がいらしたら、申し訳ありませんが、今週末から来週頭のお届け予定です。もう少々お待ち下さい。宜しくお願いします。
今回、ボリビアで発送前に、紙タグのカバーつけ(そのカバーにはつくり手の名前等あり)、さらにつくり手以外の人に頼んで商品のチェック、草取り、布タグ付け、まではやってもらったのですが、、
やはり最後に私が全部検品します。
中には、、ボンボンが片方なかったり。
→こちらで毛糸も送ってもらっているのでつけています。
紐が斜めについていたり、、
→これはボンボンがもうついていると取るのも入れなおすのも大変です。
草がついていたりーーーーーーー。
手紡ぎの毛糸Ruecaシリーズは、工場で草を取ったり洗ったりを入念にするのに比べ、つくり手たち自身が、草を取って、紡いで、洗って、を行うため、どうしてもアルパカや羊が放牧していたり、寝転んだりした時についた草や植物のトゲが毛糸に混じって紡がれてしまうのです。
感覚の違いも大いにあるし。
せっかくアルパカの柔らかさを求められているお客さんに、チクッと草のせいでしたら、「あら、アルパカなのにチクチクする!」と思われるとつらいので、できるだけ取るようにしています。
でも、毛糸の中の中に紡がれているものは見過ごしてしまうこともあるし、それが使う内に外に出てくることもあるわけで。。。
もし、チクっとしたら、どうかご容赦ください。
そして、その草を抜いて下さい。
そんな訳で、ボリビアでマルコくんが草取りしたはずが、まだまだあって。。。それをひたすら取り続けるのに一番時間がかかっているのです。
やっかいな場合だと、ウールの草木染・手織りショールなど1枚に15分ほどかかったりしてしまう。
このショールの草取りにはかなり手こずっていますが、草木染の色の美しさと手織りの風合いには見とれながら、草取りしています。
ちなみに、これはウールで、かなり強く紡いでいることもあり、やわらかい質感ではなく、ゴワゴワ感があります。でもそのゴワゴワっぷりがかっこよいのです。丈夫だし、ガシガシ使えるので、スカート風にしたり、ジャケット風にしたり、いろいろアウターとして使えます。
その点、Manoシリーズは、工場で紡いだ毛糸なので、草も少なく(それでも時には毛糸と一緒に紡がれた長い草が出てきます。)、検品はサクサク進みます。(手作業から機械作業になればなるほど、扱いやすい。だから、いろいろ機械化されていったわけだなあ。と思ってみたり。)
あと、ここに来て追い討ちをかけるように
今回、Rueca,Mano,Sonrisaと商品をカテゴリーで分けていて、それぞれの布タグ(素材の表示や洗濯表示があるもの)があるのですが、それが間違えてついていたりする!!!
(産地のペルーとボリビアが間違ってしまうわけで、これって産地偽装。。。。でも同じアンデスで、同じアイマラ語族の人たちで、同じような環境で暮らしている人たちなんですが、、、)
→針と糸で付け直し。。。。
さらに、布タグついていないまま来ちゃったのがある。
→針と糸でつける。
自分が全て見通しが甘いのがいけないのです。
私の想像以上の時間がかかってしまっていて、日々日々、お客様に納期の遅れの迷惑をかけていることにへこみながら、自分の力量のなさを感じながら、手だけは動かして、あっという間に時が経っていきます、、、、、
どうしても、間に合わない!!という時には
ご近所の方、中学校の友達が助けてくれて、なんとかやっています。
ありがとうございます。
そんな中、卸先の方たちは、「待てるからがんばって。」と皆さん言ってくれて。。。。やさしいお言葉、本当にありがとうございます。
次回からは、もっともっと早く日本に荷物を送り、余裕を持って?検品、発送したいと思います。
と、言い訳がましいでうsが、
10月2日に荷物が到着してから毎日、こんな日々が続いています。
(5日の三鷹のイベントの報告はまた後日?来ていただいた方、商品を購入してくれた方、手伝ってくれた方、どうもありがとうございました。)
さて、油を売っている暇はなし。
また作業に戻ります。